特集記事【瓜】
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子孫繁栄、立身出世
瓜は種子が多く、蔓が伸びて辺り一面に広がること
また、輪切りにした姿が卵の入った鳥の巣の様子に似ていることから、子孫繁栄の縁起が担がれました。平安時代には有職文様(ゆうそくもんよう)として公家文化のなかで伝統的に用いられました。
特集記事【万年青文】
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不老長寿、子孫繁栄
おもと(万年青)は、年中青いことから、不老長寿の縁起のよい植物といわれています。
開店祝いや、新築祝い、引越し、結婚のお祝いなどに喜ばれます。
また赤い実付きのものは子孫繁栄の象徴として珍重されています。
特集記事【鉄仙文】
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良縁祈願、無病息災、延命長寿
鉄仙のように強いツルをもつことから、このように呼ばれ、クレマチスの洋名でも知られます。
強靭なツルの様子から、結びつきを強めるとされ、恋愛成就や夫婦円満の縁起が担がれるようになりました。
特集記事【松文】
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器に描かれた文様〜植物文様
植物文様は、移り変わる四季折々の草花を愛でる、日本人の感性を、文様という形で生活に取り入れ、育んできた文様です。器に描かれた美しい植物には、多種多様の意味が込められています。文様に込められた意味を知ると、人々の幸せを願う気持ちは今も昔も変わらない事が伝わってきます。
松は風雪にも耐え、厳寒にも常緑をたもつことから
梅、竹とともに「歳寒三友」と呼ばれます。
「根引きの松」の文様には、
根が着きますようにということと、
成長し続けるという意味が込められています。
松文には若松、老松、松葉などがあります。